【現役マーケターが厳選】リスティング広告のおすすめの本を紹介します

【現役マーケターが厳選】リスティング広告のおすすめの本を紹介

私は広告代理店で働く、現役マーケターです。最近入社した新人にリスティング広告を教える機会がありました。

業界未経験の新人にリスティング広告を教えるとなると、自社のマニュアルやテキストのみでは、なかなかすべてを網羅していません。加えてGoogle・Yahoo!のヘルプも図などが少なく決してわかりやすいとまでは言えません。

その時に厳選し使った、リスティング広告の書籍を紹介していきます。この記事はこんな人におすすめです。

  • 会社でリスティング広告の担当者になった
  • 広告代理店にリスティング広告をお願いしているけどよくわかってない
  • Webマーケティング業界で働いてみたい

これだけは読んでおきたいリスティング広告の本

実際にリスティング広告を学ぶのに一番良い方法は、手を動かすこと(実際に広告を出すこと)です。

しかし、知識を頭に入れずリスティング広告を学ぶのと、知識を詰め込んでから学ぶのでは吸収がまるで違います。なので最低限読んでおきたい本を紹介していきます。

いちばんやさしい[新版]リスティング広告の教本

この本の評価
読みやすさ
(4.0)
図などの豊富さ
(4.0)
難易度
(1.0)

いちばんやさしいシリーズの本です。ほかにもマーケティング関連の本が出ており、本当に初心者にはわかりやすくリスティング広告のことが書かれています。

予備知識がなくても十分理解できるように、図などが豊富に使用されています。初心者の方には、ぜひ読むことをおすすめします。

運用型広告 プロの思考回路

この本の評価
読みやすさ
(4.0)
図などの豊富さ
(4.0)
難易度
(1.0)

ケーススタディを学べる良書です。SEO(検索エンジン最適化)などと違い案件がなければ、なかなか勉強しにくい広告ですが、ケーススタディでその時『プロが何を考えたか』を学べるとても貴重な資料です。

ネット広告運用“打ち手”大全 成果にこだわるマーケ&販促 最強の戦略102

この本の評価
読みやすさ
(4.0)
図などの豊富さ
(4.0)
難易度
(1.0)

広告を運用していて、普段なんとなく思っている事を言語化してくれています。内容はやや上級者向けですが、内容を覚えておくだけでも今後の業務に役に立つことは間違いありません。

実際に業界で名のしれているプレーヤーが書いていることもあり、説得力が抜群にあります。

これだけは読んでおきたいリスティング広告のブログ

最新の情報はやはりWEBにでます。一般的な知識をつけるのに本は役に立ちますが、最新の情報は、書籍になるまでは時間を要します。なので、リスティング広告の最新情報等が見られるWEBサイトを紹介していきます。

グーグルアドワーズ公式ブログ

アドワーズ公式ブログ
公式サイト:https://www.ja.advertisercommunity.com/

Google広告の最新情報が見れるブログです。新機能などの情報は一番はやいのでチェックが必須です。

アナグラム

アナグラムのブログ
公式サイト:https://anagrams.jp/blog/

リスティング広告だけでなく、WEB業界で働くなら見たほうがよいブログです。良質で読み応えのある記事がそろっています。

カルテットのブログ

カルテットリスティング広告ブログ
公式サイト:https://quartet-communications.com/blog

少額の依頼でも受けてくれることで有名なカルテットのブログです。ユニークな記事が多いので必読です。

LISKULのブログ

LISKULのブログ
公式サイト:https://liskul.com/

リスティングだけではなく、マーケティングオートメーションなどについても書かれています。サイト内も回遊しやすくおすすめです。

リスティング広告をやるなら合わせて読みたい本

リスティング広告を運用する上で、SEO(検索エンジン最適化)やライティング、WEB解析のスキルを付けておくと広告代理店だけでなく、どんな会社に行ってもリスティング広告の運用担当者の枠を超えてとても重宝されます。

わたしもまだまだ勉強中ですが、以下も知っておくと良いでしょう。各分野のオススメの書籍を紹介しておきます。

  1. java script
  2. コーディング(HTML&CSS)
  3. LPO(ランディングページ最適化)
  4. SNS広告
  5. SEO対策(検索エンジン最適化)
  6. ライティング
  7. 行動経済学(心理学)
  8. WEB解析

javasriptとコーディング│これからWebをはじめる人のHTML&CSS、JavaScriptのきほんのきほん

ちょっとした修正などが、運用担当者でもできると、クライアントのみでなく社内的にも喜ばれます。

『これからWebをはじめる人のHTML&CSS、JavaScriptのきほんのきほん』なら、HTML&CSS(コーディング)とjava scriptを一冊で学べるのでぜひ読んでみてください。

LPO(ランディングページ最適化)│いちばんやさしいコンバージョン最適化の教本

【母数(クリック数など)】 × 【CVR】 = CV

リスティング広告でできることは、【母数(クリック数など)】の”質”と”量”をいかに向上させるかということです。

【CVR】に関しては、ほとんどLPの質に左右されます。そのためリスティング広告の運用担当者にもCV数を増加させるための施策として、LPO(ランディングページ最適化)の技術は必要になってきます。

SNS広告│Facebook&Instagram&Twitter広告 成功のための実践テクニック

今後は検索エンジンからの流入のみでなく、SNS(instagramやyoutubeなど)からの流入も大事になると言われています。そのためリスティング広告のみではなく、SNS広告にも精通しておきましょう。

紹介した本では、インスタグラム(Facebook)・ツイッター広告の概要が学べる良書です。

SEO対策│10年つかえるSEOの基本

そもそもリスティング広告が良いのか、SEO対策が最適なのか考慮して提案できるのが、素晴らしいWEBコンサルタントの条件です。

SEOに精通していない方はSEOも勉強しておくと良いでしょう。

ライティング│人を操る禁断の文章術

伝え方一つで物事はずいぶん変わるものです。例えば、書きを読んでみてください。

①うちの蕎麦は、素材にこだわり、とても美味しいけど高いです。

②うちの蕎麦は高いけどが、素材にこだわり、とても美味しいです。

簡単な例ですが、①と②を読んだときどちらがより商品の魅力を引き出せているでしょうか? ②のほうが良い商品のように感じませんか?このようにライティング一つで読み手の受け取りかたが代わります。

リスティング広告のLPや広告文を書くときに必須の技術が書いてあるので、ぜひ読んでください。

行動経済学(心理学)│アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

行動経済学(心理学)はLPO(ランディングページ最適化)に近いところです。リスティング広告の運用担当者なら、リスティング広告のLPのみではなく、クライアントのサービスにまでアドバイスをしてあげることもできると良いです。

そこで今回は行動経済学で、WEBに活かせそうな【おとり効果】というものを紹介します。

おとり効果 とは、マーケティング用語の一つ。2つの選択肢の間でどちらにしようか迷っている消費者に対して、「どちらかに対して明らかに劣った」第3の選択肢を提示した場合に、消費者が特定の選択肢を選ぶようになる傾向がある現象である。

例えば、とある新聞の定期購読を申し込もう考えていたとします。そのときに下記のようなプランがあったときに、プランCが選ばれる確率が高くなるという研究結果があります。

ウェブのみ  2000円
雑誌のみ   5000円
雑誌+ウェブ 5000円

このように、クライアントが用意しているプランが一つしかなかったら、【おとり効果】を元に提案ができそうですね。

WEB解析│WEB解析は3冊は最低読んでください

『Google Tag Manager』『Google Analytics』『Search Console』が一般的に広く使用されているWEB解析ツールです。どれもグーグルが提供している、リスティング広告でも必須なツールですので、勉強しましょう。

これだけは読んでおきたいリスティング広告の本 まとめ

リスティング広告を勉強といっても、出稿には広告費が発生するため、なかなか個人で学ぶのは難しいです。そのため、本やブログなどで知識をインプットしておき、運用時はその知識をアウトプットする場として活用することをオススメします。

常に新しい機能や仕組みがローンチされ、古い知識はどんどん役に立たなくなっていく世界ですので、先に業界に携わっていたとしても勉強なしでは、常に良い運用担当者でいることは難しいです。

今は知識がなくても努力次第でまだまだ先行している人に追いつくことは可能です。

そのためにも『アウトプット』の質を上げることができる、ご紹介させていただいた本が参考になれば幸いです。

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