2018年5月にバリ島でも屈指の高級リゾート地と言われるヌサドゥアに行ってきました。
3泊4日の旅が、成田でエアアジアの飛行機に乗る際のトラブルから始まり、現地に着いてからも気が抜けないとても大変な旅でした。しかしそれ以上に、はじめての東南アジアはとても貴重な経験でした。
皆さんの旅が少しでも快適になるよう、もし自分が次に、バリ島に行くならばこうしたいと思ったことを、お伝えできればと思います!
Contents
まずはバリ島に行く前にチェックしよう
飛行機代って安く済ませたいですよね。わたしもまず、トラベルコなどの航空券一括比較サイトでLCC(格安航空券)を手配しました。バリへの直行便で皆様の候補に上がるのが
- エアアジアX
- ガルーダ航空
この2社でしょう。私が選んだのはエアアジアでしたが、今選び直せるのであればガルーダにします。それぞれどんな人に、オススメか説明していきます。
エアアジアXはこんな人におすすめ
- とにかく安く済ませたい
- 機内食なんて食べなくてもいい
- 1日目から遊び尽くしたい
- 機内のエンターテイメントはなしでもいい
- 荷物が少ない方
上記のような人におすすめです。1日目から遊び尽くしたい人向けというのは、フライト時間のことで、エアアジアのほうが飛行機が飛ぶのが早いため、約3時間早くバリに着いて遊ぶことができます!
またエアアジアXは基本的に、座席の裏にあるモニターがないので、フライト中の約7.8時間は本を読んだりするしか暇つぶしがりません。さらに、機内食が有料だったり、ブランケットなども購入するしかありません。なので、「安さのためなら多少のサービスの質が悪くても我慢できる」という人はエアアジアを利用しましょう!
また私個人の体験した事を書くと、手荷物以外の預ける荷物が有料ということを知らず(機内持ち込みも重量の関係でできず)追加で1万円(往復で2万)支払うことになってしましました。さらにバリ島についたら、とても暑いだろうということで、薄着で機内に搭乗したところ(私も悪いのです)離陸後とても機内が寒く、CAさんにブランケットを頼んだのですが有料とのことでした。
飛行機代が安かったので有料な事は理解できたのですが、有料のブランケットを買おうとしたところ在庫切れでブランケットを買えず寒さをしのぐ術がなくとても苦い経験でした。
ガルーダ航空はこんな人におすすめ
- 特別な旅にしたい
- 日本基準のサービスを求める
- 機内のエンターティメントは必須
- 機内でwifiが必須
- 荷物が多い
上記に当てはまる人はガルーダ航空がおすすめです。英国Skytrax社の、2017年の航空会社格付けで最高評価の「5スター」を取得してるのがガルーダ航空です。日本ではANAが唯一5つ星に(JALは4つ星)ランクインしています。
さらにCAさんの接客も、2014年から、ワールド・ベスト・キャビン・クルーで4年連続1位を獲得しているので、上質な接客が期待できます。
旅は飛行機からもう始まっている!「飛行機の中も最高に楽しみたい」や「仕事の都合で飛行機の中もWIFIが必須」と思ってる人はガルーダ航空でバリ島へ行きましょう。
バリ島についたらタクシーに気をつけて
明言します。なにも調べていない人は200%ぼったくられます!
バリ旅行、最初の難関はデンパサール空港に着いたらすぐに始まります。空港から降り立つと、すでにサバイバルが始まっているのです。私は、1年間の留学経験があり英語に関してはある程度自信を持っていたので、バリに着いたら現地で聞けばいいや!くらいに考えていました。参考までにツイッターの情報も載せておきます。
かなり気楽に考えていた私は、見事に空港でぼられました。日本人が同じ目に合わないように少しでもこの知識が広まって欲しいです。
バリ島デンパサール空港前にはぼったくりタクシーがいっぱい!タクシーで35分程度の距離を、交渉する前は850000インドネシアルピアって言ってきた!日本円で6700円ぐらい。高い!!!交渉した結果250000ルピアで行ってくれることに。10分程度の交渉で値段が3分の1以下になったw
— まいく@ブログ挑戦中 (@mikettblog) 2018年6月15日
デンパサール空港のタクシー事情
私は「個人タクシー」に乗ってしまい、約1.5倍の金額を支払う羽目になりました。なぜこんなぼったくり被害にあってしまったかと言うと、バリの空港には特殊なタクシー事情があるからです。主にバリで使用するであろう交通手段はこの4つ。
- ブルーバード(民間タクシー)
- 個人タクシー
- 空港タクシー
- 1日チャーター
しかしデンパサール空港においては、利権争いの関係から、「個人タクシー」と「エアポートタクシー」しかいないのです。にもかかわらず、私は「エアポートタクシー」の存在を知らずに「個人タクシー」と交渉してしまいました。インドネシアは英語が母国語の民族ではないため、聞き取るのがかなり難しかったです。そんな中値段を交渉するのはなかなか難しく、トラブルも後を立ちません。
安全な移動手段はこの2つです。
- 空港から少し歩いてブルーバードを拾う
- 空港タクシーを利用する
あわせて相場も知っておきましょう。
バリ島のタクシーの相場を知ろう
まず知っておいてほしいことはこの料金表です。為替の影響や、バリは行くと驚くことのひとつなのですが、秩序なくバイクが道路にいて渋滞しているので、おおよその目安の目安として覚えておいてください。
クタ | 約10分 | 約50,000ルピー |
レギャン | 約10分 | 約60,000ルピー |
スミニャック | 約25分 | 約70,000ルピー |
ジンバラン | 約30分 | 約80,000ルピー |
ヌサドゥア | 約40分 | 約100,000ルピー |
ウブド | 約80分 | 約200,000ルピー |
いかがでしょうか?10,000ルピー(IDR)は約80円です。例えば、空港近くのクタに行くのに、100,000ルピー要求されてたりすると交渉してみてもいいと思います。
ヌサドゥアのおすすめしないスポット
個人タクシーと格闘して、ヌサドゥアエリアに到着すると、検問のような場所がありました。
バリでは、以前テロがあった影響で、警備が厳重なのでしょうか。ヌサドゥアエリアに入るゲートには、銃を持った兵士が配置されて危険なものを持っていないかなど簡単なチェックがありました。
そしてホテルに到着してからも、入る前に空港にあるような金属探知機のようなものを通りホテルに入ります。その後ホテルの人に聞いたところ、ヌサドゥアエリアは危険だから警備がいるのではなく、高級リゾートなので警備をしっかりやっているという事でした。
ヌサドゥアのバリコレクションには行ってはいけない
ヌサドゥアエリアにある定番スポットがバリコレクションです。ヌサドゥアに宿泊する人は、特にバリコレクションに行く予定を立てる可能性が高いと思います。
私も到着初日は、フライトに疲れてしまい、宿泊したホテルの周辺にあったバリコレクション行きました。SOGOや日本食レストラン、バリの現地ご飯が味わえるスポットではあるのですが、正直オススメしません。
オススメしない理由をまとめてみました。
- 日本のアウトレットを残念にした感じ
- レストランが美味しくない
- ブランド品が怪しい
全体的に日本在住の方は、お店のクオリティーに満足行かないはずです。SOGOなどはあるものの、ブランド品があり得ない安さだったり、買い物には適してないです。バリコレクションは、買い忘れたなど、なにか足りないものがあったときに行く場所と思っておいてください。
ヌサドゥアのおすすめ過ごし方
シンガポールのマーライオンの様に、定番スポットではあるもののオススメできないバリコレクションを紹介したところで、オススメのスポットを紹介して行きます。
ヌサドゥアビーチ
ヌサドゥアエリアのビーチは浅瀬が多いため泳いでる人はあまりいないです、泳ぐというよりも、朝の散歩をしたり、美しい夕暮れの景色を楽しんでる人が多い印象。
しかし高級リゾート地ということでマリンスポーツが充実しており、海水がとても綺麗でした。夜になると、屋外レストランなどもあり、サンセットを見ながらの食事はとても幻想的です。
さらに、勝手に現地の方が入ってこられないからか、クタやジンバランのビーチと比べると、比較にならないほど観光客が少なくリラックスできます。(うるさい団体客やしつこい物売りも圧倒的に少ない)
それゆえに、ゴミが少なく、とてもリゾート感があふれ、ウエディングドレス姿の花嫁さんが撮影をしていました。
宿泊するホテルにはプライベートビーチがあることが多いので、リゾート感高級感、安心感を求める方にもオススメですね。ヌサドゥアビーチは、ほかのエリアとは一線を画すビーチです。
パワースポットのウォーターブロー
現地の人に人気のウォータブローです。散歩をしていたら偶然見つけたという人も結構います。あまり日本の観光本には載らないみたいですが、海外の観光本には定番のスポットのようです。
ヌサドゥアエリアに宿泊の方なら、歩いても行けるのでぜひ大自然と触れ合ってください。
ヌサドゥアのおすすめホテル7選
ヌサドゥアの魅力はなんと言っても、バリ島屈指の素晴らしいホテルたちです。
- 初心者でも安心して宿泊できる
- 海が目の前にあっていつでも海に入れる
- スパがある
- 日本語対応をしてもらえるか?
などが選ぶときに気になるポイントの一つかと思いますが、日本語対応(スタッフが突然やめてしまったり)は場合によっては難しい場合もありますが、これから紹介するホテルではこれらの条件が満たされている、他の地域とは比較にならない高級ホテルです。
セント レジス バリ
SPG系列の最高級ブランド「セント・レジス」です。24時間ゲストの滞在をサポートしてくれる「パドラーサービス」が魅力ですね。全室がスイートルームとヴィラで、お値段は高いですが。ラグジュアリーな旅や、ハネムーンでホテル滞在を楽しむにふさわしいホテルです。
お金に余裕があるかたは、バリ島随一の最高級ホテルに止まってみたはいかがでしょうか。
グランド ハイアット
格式高いサービスで有名な、アメリカの「Hyatt Hotels and Resorts」のホテルです。日本にも、東京や福岡にあり有名ですね。ヌサドゥアのグランド・ハイアットは22ヘクタールと、東京ドームの約5倍、バリ島で最大級の敷地面積を誇ります。施設もとても充実しており、特にウォータースライダー付きのプールは期待大です。
アマラテラ ヴィラズ
「アマラテラ ヴィラズ」は内装がかなり素敵なことでカップルに好評のホテルです。専用プール・プライベートビーチはもちろん、フィットネスジムも完備しています。
レンタルサイクルなども提供しており、ヌサドゥア内の移動がすごく便利になります。そして口コミを見ると親切で気さくなスタッフというコメントがたくさんありました。とてもスタッフが教育されていることが口コミから伺えます。
メリア バリ
メリアは494室ある老舗のファミリーにもおすすめの大型ホテルです。ホテル内の子供用のプールがあることや、レストランが5件あり、その中の1つが日本食レストランなので、インドネシア料理が食べれるか怪しい、お子さん向けの食事の心配も減ります。
さらに白砂のプライベートビーチがあり、日本語の対応も可能です。加えて立地もよく、一応「バリコレクション」や「マリンスポーツ」ができるスポットへ数分と交通の便もいいです。
ザ・バレ
ザ・バレは世界的なホテルチェーンの系列などと言うわけではありませんが、とてもホスピタリティーにあふれる宿でした。客室はすべてヴィラタイプのホテルとなっています。さらに16歳以上の限定のホテルなので静かに過ごせます。
日本語ができるスタッフも在籍しており、送迎付き、60分程度のウェルカムマッサージもいただきとても満足できる宿でした。
ラグーナヌサドゥア
世界的なホテルチェーンSPG系列のホテルです。私はこの宿とザ・バレに宿泊しました。価格帯はリーズナブルですが、ホテルの部屋はすごく豪華でした。
日本語ができるスタッフもいて、プライベートビーチやプールがついており荘厳なホテル外観といい、コスパは一番良く感じました。とてもオススメのホテルです。
ザ ムリア
ヌサドゥアのみならずバリ島の中でも屈指の、世界のVIPからも重宝される5つ星リゾートホテルです。2018年9月1日にアメリカの歌手ファーギーが「ムリア」でライブすることも決まっています。この様におもてなしは最高級で、口コミを見ていてもスタッフの高評価が数多く見られます。多めの予算がある方や、進行力などでいかれる方は、ムリアをえらんで於けばまず間違いありません。
バリ島で美味しかったインドネシア料理
ナシゴレンとミーゴレンがおすすめです。ナシゴレンは、簡単に言うとバリ風チャーハンで、ミーゴレンがバリ風チャーハンです。この2つはどこにいってもまずい!と感じることはありませんでした。「何を頼むか迷った時はナシゴレンかミーゴレン」で覚えておきましょう。
その他にも、イカンバカール・ソトアヤムも食べやすく人気です。イカンバカールは魚介にスパイスを効かせた料理で、ソトアヤムは、バリ風のチキンスープです。ナシゴレンやミーゴレンは飽きたと思ったら食べてみると良いでしょう。
インドネシア料理が苦手!イタリアンが食べたいなんて人もいるでしょうから、オススメのレストランも紹介していきます。
アルワナ
先ほど紹介した、ラグーナヌサドゥアのプライベートビーチのすぐ近くにレストランがあり、夜は月明かりが海面を照らしとてもロマンチックな雰囲気の中ディナーができます。寿司からイタリアンまで様々な食事を堪能できます。
Piasan Restaurant
味も、値段もよくコスパが良いとの口コミが多いイタリアンレストランです。日本語対応をしてくださるスタッフもいるらしく安心ですね。トリップアドバイザーの口コミの1件1件に真摯に返信しているの点も評価できます。
セント レジス バリ リゾート ボネカ
先ほど紹介した、SPG系列の最高級ブランド「セント・レジス」のレストランです。すこし値段は高めですが「朝食・昼食・ディナー」それぞれがとても評価されているのがポイントです。こちらもトリップアドバイザーの口コミの1件1件に真摯に返信しているの点が評価できます。
バリ島に持っていってよかった物
備えあれば憂い無しとは言うものの、やはり旅行にはトラブルがつきもので、「~を持って来ればよかった」「~を持って来てよかった」と思うものです。今回は私がバリに行って持って行ってよかったもの、持っていくべきと思ったものを紹介します。
ポケットティッシュ
持っていってよかったものNO1がポケットティッシュです。普段からきれいなトイレを使用している私達、日本人にとってトイレは死活問題です。ヌサドゥアエリアのホテルから一歩外に出ると、たとえ大型のショッピングモールでさえ、公園のトイレかそれ以下のクオリティーがほとんどです。トイレットペーパーがないことも頻発するので、特に女性はポケットティッシュが必需品です。
現地通貨(ルピー)
現地通貨も持っていってよかった物の1つです。各両替所によって相場が違ったりしたので、ルピーを予め持参していくことをオススメします。ただ出国前に空港で両替すると高いので、事前に両替しておくと良いでしょう。でも行くまでに、両替する時間がないという人は、送料無料で土日祝日も14時までなら即日発送してくれる外貨両替マネーバンクがおすすめです。
ポケットwifi
当たり前ですがポケットwifiも必須です。やはり英語圏と比べ、会話がしにくいことや、観光などで街から少し離れるときにポケットwifiがないと不安です。ヌサドゥアエリアであれば、滞在するホテルにWIFIは99%あるので、契約の容量は少なめで良いと思います。私は2人で旅行し、1日500MBまで使えるプランで契約したのですが、250MB以上使うことはなかったです。いろいろなwifiがありますが、4GLTEの通信ができる海外専用グローバルWiFiがオススメです。
防虫着
やはり東南アジアですので虫が気になりました。バリ島が雨季に入ると虫が爆発的に発生します。虫嫌いでヴィラタイプの宿に宿泊する人には特に注意が必要です。「世界で一番嫌いなものは?」と聞かれたら虫!と答える、私が持っていった防虫着を紹介しておきます。
ボールペン
税関に申告する「税関申告書」や、「入国書類」を書くときに筆記用具を持っていきましょう。エアアジアではボールペンを貸してもらえなかったので、飛行機から降りた後に書類を書いていると、入国審査の列がえげつないことになっていました。ボールペン一本で何十分ヌサドゥアでの時間が左右されるので、絶対持っていきましょう。
変圧器
バリ島の電圧は200Vで、プラグは丸ピン2本のCタイプです。とりあえず「タイプCの変圧器」を買えばいいとおぼえておきましょう。
まとめ
「おすすめするもの」「おすすめしないもの」まとめてみました。特に気をつけてほしいのはエアアジアの追加料金と、デンパサール空港のタクシーのボッタクリです。この2点にだけは本当に気をつけてください。
さらにもう一つだけ気を付けていただきたいことがあります。それは「盗難」です。バリでタクシーぼったくられた事はお伝えしましたが、やはり日本人はにほんが安全すぎるので「防犯の意識」が低いです。こんなことを書いてる私も実は盗難の被害にあってしましました。
自信がマヌケなのかと思い調べたところ、トリップアドアイザーの海外旅行保険事故データを元にした、調査結果でとても興味深いデータがありました。海外旅行で「病気、ケガ、携帯品損害、盗難、空港でのロストバッゲージ(手荷物紛失)」などの事故に合う人の確率は、約28人に1人(約3.5%)という結果でした。
よく思い返してみれば海外で「~の被害にあった」みたいな話をよく聞きませんか?私は幸いクレジットカードの保険で対応できました。もし海外保険対応のクレカを持ってなければ作っておくのがおすすす。エポスカードを持っておけば、VISAなので海外でも利用しやすく年会費無料で海外保険が付帯するのででめりっとがありません。
ヌサドゥアは良いホテルに止まることができれば確実に楽しむことができるリゾートです。皆さんのバケーションが一生忘れられないような思い出になることを願ってます。
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